オーガニックハウスについてCONCEPT

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オーガニックハウスは、フランク・ロイド・ライト財団からライセンスされた正統な系譜による住宅です。
オーガニックハウスのデザインは時代を超え、流行を超えて提案されます。自然の光を自然のままに、自然な風を自然なままに住まいに取り入れ、屋外と室内が融合した空間を創造し、時を経ても決して色褪せず次世代に住み継がれる住まいづくりを目指しています。

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あらゆる視点でとらえた家づくり

  1. 主張するのではなく、謙虚さを加え周囲との融和を図る。
  2. 高さを低く抑えて大地に抱え込まれるような安定感を醸し出す。
  3. 色や素材は周囲の風景も取り込んで違和感無く調和するものを採用する。
  4. 建物の高さを抑え、深い軒を設け、水平を強調することで、安定感を与える。
  5. 豊かな陰影で奥行きを生み、守られているという安定感を生み出す。
  6. 建物以外で横目地を強調し、総合的な水平要素を引き出す。

素材の本質を見極めて使用することで、高価・希少であるという価値観とは違い、質感・色調と使用法という絶妙な組み合わせによってデザインします。単純美の組み合わせは経年変化により輝きを増して醸成され、風格を醸し出してゆきます。
内部においては、部屋・設備をパーツとして考えるのではなく全てを一つのものとして表現した時、初めて調和のとれた全体としての美しさが表現されます。家とそこに住まう人の生活とが調和したとき、住んだ人は、やがて根をおろし、家とともに成長を続けていくのです。
景観・自然・環境と建物は一体化することにより、心地よい住まいを体感できます。風や光、そして景観や植栽までも室内に取り入れることにより、住まいの延長線上に自然を感じ、自然の延長線上に住まいを感じる至福の時を実感できることでしょう、

空間を意識した住まいづくり

空間にドラスティックな流動性をもたせた住まいづくり
窓や出入り口の開口部を天井の高さと合わせ、向こうまで続く天井面が見えることで空間に繋がりを持たせる。アクティブエリアは建具のないオープンスペースとし、それぞれのコーナーが独立しつつも、家族とのコミュニケーションを深める。出入り口や通路の高さに緩急をつけることにより、ドラスティックに深みをつける。

箱の破壊から空間の連続性までを検討した住まいづくり

内部空間においては可能なかぎりオープンスペースをつくり空間に連続性を持たせ、その中でプライバシーを確保しつつも家族の気配を感じさせるようにする。間取りが箱の積み上げとなるようであれば、一旦、箱を壊し再度、空間の検討を行う。

オーガニックハウスのデザイン

オーガニックハウスのデザインは時代を超え、流行を越えて提案されます。自然の光を自然なままに、自然な風を自然なままに住まいに取り入れ、屋外と室内が融合した空間を創造し、時を経ても決して色褪せず次世代に住み継がれる住まいづくりを目指しています。

デザインの3要素

  1. Orthodox Genealogy & Design
    正統な系譜によるデザイン
  2. Geometry & Design
    幾何学を取り入れたデザイン
  3. Horizontal & Design
    水平線を強調したデザイン

正統な系譜によるデザイン

連綿と受け継がれる有機的建築の思想

フランク・ロイド・ライトの愛弟子 ジョン・ラッタンバリーのメッセージ

オーガニックハウスのデザインは有機的建築の理念に基づいています。この理念は100年以上前、アメリカ人建築家フランク・ロイド・ライトにより提唱されました。有機的建築とは、生きている建築であり、時に適し、場所に適し、人に適した建築です。目指したのは、内側から湧き出すようにデザインされ、家族を育む空間がある“自然の家”を創ることです。私は、このオーガニックハウスの住宅に、現代のテクノロジーを採り入れ、さらに日本の家族のライフスタイルや文化、そして伝統に敬意をはらいデザインしました。この度、私がデザインした住宅が、オーガニックハウスを通じて日本の人々に紹介されることを深く感謝するとともに、日本の住宅文化に貢献できることを誇りに思います。

ジョン・ラッタンバリー 元タリアセンアーキテクツ主席建築家

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ラッタンバリー氏はタリアセンアーキテクツの建築家として30年以上の実績をもち、アリゾナ、カリフォルニア、ハワイ、ニューヨーク、ウィスコンシンなど14州にわたる公認建築以上のプロジェクト(文化施設、市庁舎、劇場、リゾートホテル、クラブハウス、レストラン、オフィス、住宅)を手掛け、家具、アートガラス、壁画、窓のデザイナーとしても活躍。20歳でF.L.ライトに師事し、グッゲンハイム美術館やマリン郡庁舎など60を超えるプロジェクトに参加。後年はF.L.ライト建築学校で教鞭をとり後進の育成に尽力しています。

幾何学を取りいれたデザイン

デザインの根源は環境・景観・自然・素材・時の経過などが、すべて住まう人と調和することです。ライトの設計・建築した住宅は、あらゆる部分が全体と調和し、連続性と統一感を持ってデザインされています。それがゆえに彼の設計した住宅は、有機的建築と呼ばれ、全景そして内部も含めて、あたかも一つの生命体のように美しさと機能を持っているのです。オーガニックハウスも自然界の法則による感性表現である幾何学模様をデザインの出発点にしています。この幾何学模様のデザインに融通性を持たせて規格化すれば無限の広がりと成長を表現できるのです。

自然と幾何学

自然界には多くの黄金比が隠れているといわれますが、人が美しいと感じるのは黄金比のみと限りません。最近では、自然界のあらゆる場面で出現するとされるフラクタルな図形(例:樹木の枝分かれや葉脈など)も、自然科学の新たなアプローチ手法となっています。フランク・ロイド・ライトが教科書と呼んだ自然は感性的で、外側からのマクロのアプローチとすれば、フラクタル図形をはじめとするアプローチは数学的、ミクロアプローチといえます。

水平線(地平線)のもたらすもの

水平と垂直は自然界で最もバランスのとれた状態です。母なる地球の引力でつりあい、安定が保たれている安心感があります。なかでも大地と平行する平坦さは、建物を土地と一体化させてくれます。また、建物をそのグランドレベルにおいて、あたかも土地から始まっているかのように見えるべきと考えています。そうすることで、家が大地から生えているごとき有機的デザインが実現します。

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建物の水平線を強調する

外観上の高さを抑え、屋根の勾配を緩やかに、軒を深くすると水平方向の視線の広がりが生まれます。さらに、外壁の安定感を強調するように重厚な天然石やレンガの腰壁を組み合わせ、濃色の軒ラインを効果的に配することで、落ち着きのあるたたずまいが表現できます。雨風をしのぐ機能的価値に加え、包み込むような深い軒は精神的な落ち着きを印象づけ、シェルターとしての感覚を得る助けとなります。

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